『超結婚したい本命候補! 弁護士…の現在』

標記のような楽しそうな記事を発見したので,ねっとりと斜め読み。
http://woman.mynavi.jp/article/130810-010/

原因は「質と量ともに豊かな法曹」を目標に掲げられた司法制度改革。この改革により法曹人口はこの12年間で7割増えたが、弁護士人口の供給過多により就職難を招いているという。東京の実に3割が年収70万円というデータも出ている。

年収じゃなくて所得じゃろ・・・(http://mainichi.jp/select/news/20130508k0000e040150000c.html まあ毎日新聞社様も間違ってるけど)
それにしても文章がちょっとこなれていない感ありますね。


東京でノキ弁をするアキヒコさん(39歳、仮名)はこう語る。

「今でも青田買いによって大手事務所に所属できた新人は年収1000万円ぐらいもらっていると思いますが、それはほんの一握り。私のようにノキ弁になったり、即独(司法試験合格後、どこにも所属せずいきなり自分で事務所を立ち上げる)など事務所に所属しなくても、弁護士をやっていく方法もありますが、合格しても月々弁護士会に収めなければならない登録料数万円が払えず、サラリーマンになる人も。特に東京など都市部では競争が激しいです」

普通にイソ弁やってる人が圧倒的多数だと思うんだけどそれに対するコメントがないですね。
これじゃあ、ごく一部の大手事務所に就職できた人と、ノキ弁・即独しかいないみたいに読めちゃう。

「自分が今ここにいるのは、他の弁護士との差別化を図りたかったから」というのはシンガポールで1年間の語学留学を経て、現在は現地の法律事務所でインターンをしているマサヤさん(34歳)。
「数年前から、所属していた東京の事務所で東南アジアの案件が急増しており、文書が分かる程度の英語や中国語を身につけたくなったんです。今、インターンをしているのは肌で現地の事情を学び、体感したかったから。今後はこの経験が自分の強い売りになると思っています」

窮乏ぶりを論ずる記事なのに、頑張って努力して成功しつつあるマサヤ先生を出すのは不適切なんじゃね?

「生きているだけでこんなにお金がかかるのか、と愕然としました」というのは去年、弁護士と結婚したヒロコさん(30歳・メーカー事務)。
「私はずっと企業に勤めていたので、国民健康保険国民年金がこんなに高いなんて知りませんでしたし、弁護士会に月々払う登録料もまったく知りませんでした。以前は入る額も多かったのでしょうが、現在は出る額の方を気にする方が多いのではないでしょうか」

特定班はよ
しかしヒロコの夫は財布のひもをにぎらんのか

一方で「やはり法律を知っている人が近くにいるのは、いろいろな場面で頼りになります」とも。「いわゆる“当たり屋”と呼ばれる人に車をぶつけられた時には理路整然と法律に則った解決策を説明し、ギャンギャン騒ぐ相手をすぐに黙らせてくれましたし、なんといっても“騙されそうな”ニオイをすぐに感じ取る能力に長けています。結婚指輪を買いに行った時“入店してすぐにお茶が出た”“どんどん狭い部屋に案内される”、そして店員が指輪の価値について嘘をついていると感じた彼は、強引にお店を出る術に。今となっては騙されていたのかどうかの真偽はわかりませんが、リスクヘッジという点ではまぁよかったのかなぁと」

あーこれは合コンで「めんどい」って言われる系の弁護士ですね間違いない
というか入店してすぐにお茶を出すのは高級貴金属店ならよくあることなのでは・・・

弁護士の経済力は昔ほどあるわけではなさそうだが、「頼りになる」等結婚しても悪いことばかりではなさそう。しかし知識ばかりあっても臨機応変さや瞬発力がなければ、医者や弁護士であっても頼りにならない人は頼りにならない。

どんな職業に就いていても最終的に問われるのは結局人間力なのかも。

結論は耳が痛いからおいておくにしても、「弁護士の現在」というタイトルでこのまとめはねーだろw